ウンゴロ環境コントロールプリースト考察その3
考察とかいいつつデッキ紹介しかしてなかったのでまともに考察しようかなと思います
そもそもコントロールプリーストを使うメリットとデメリットから考えてみたい
そもそもどこからがコントロールなのか?問題もあるんだけど、正直プリーストのデッキって沈黙だろうがドラゴンだろうが、名前ついてるだけで大きく分ければコントロールでは?と俺は思っている
メリット
・コントロールは序盤が課題だが、低マナに高バリューカードが多く、凌ぎきれる可能性が高い
→これに関しては狂気ポーションの存在がデカい
・後半のリソース勝負に強い(翡翠ドル除く)
→正統派コントロールはライラやエリーズなどのリソース補充手段に優れている
ドラゴンならネザースパイトやドラコニッドなど
・流行りのデッキをメタれる
→これは構築次第だけど、環境によって1番姿を変えやすいヒーローじゃないかなと思う
デッキプールに完全な死にカードが少なく、使い道が豊富なカードが多い
・相手のイライラを買える
→相手がやられたら嫌なムーブを押し付けれるのは脅威
デメリット
・勝てないデッキにはとことん勝てない
→構築によって有利不利がはっきり別れる、純コントロールなら翡翠ドルとクエローグ
・安定したバースト手段がないため崩されるとかなり厳しい上に、回復手段が少ないため凌げずに厳しいシーンが多い
→安定したバースト持ってるのって沈黙くらいでは?回復手段もメジャーなところでは宴くらいじゃないの
・脳死では勝てない
→考えるシーンは多いヒーローではる、最善手を出すのが難しい
・あと試合に時間がかかる
→結構嫌がる人は多い
すごい主観も入ってるので鵜呑みにはしないでほしいんだけど、個人的にはこんな感じ
個人的に1番のメリットだと感じている点は、環境によって姿を自在に変化させれる点
実際何してくるか分からないプリカスにイライラさせれらた経験がある人は多いのではないだろうか?
プリースト相手に「このカードは持ってない」と断定できるシーンは非常に少ない
構築で入りやすい、入りにくいカードはあるにしても、上手なプリーストは常に相手の裏をかいていくものである
なので真に強いプリーストは、現環境の仮想敵を見極め、たくさんのカードプールの中から自分に必要なカードを取捨選択していくことが必要である
そんなわけで個人的に高バリューと感じたカードと使い方・考え方を紹介していきたい
以前のデッキ紹介とかぶるシーンが多いかもしれないけど許してほしい
とりあえず今回はスタンダードプリースト専用カードを紹介していく
あんまりにも言うまでもないカードは省略
・ノースシャイアの聖職者
とりあえず先行1ターン目に出しておけば相手を困らせることができる
相手からすればプリーストにドローさせられることはかなり嫌なので、返しのターンにアタック3以下を出すのは非常に躊躇われる
破壊されたとしても相手に無理させれることが多し、残ればそれはそれでうまい
ただし残った場合でも、2ターン目に回復してドローする場面なのかテンポを取るべき場面なのかは見極めること
これは後半でも同じで、ノースシャイア+ヒロパの3マナで1ドローする価値があるかどうかをしっかり判断してほしい
ウォリアーさん斧はやめてください
・内なる炎
ご存知沈黙プリーストのキーカードだが、沈黙以外でも使い道は多いカードである
プリーストの苦手なアタック4を処理できる手段の1つなのはかなり大きい
自身にも相手にも使用できる万能バフ、沈黙以外で採用する場合は仮想敵を見極めて採用したい
・狂気ポーション
ご存知爆アドカード
アグロの足を止めるのはもちろん、序盤にアドを取りやすい断末魔などを奪い1:2以上の交換ができるシーンが非常に多い
・縮小ポーション
相手のアタックを下げることにより、各種アタック参照スペルの幅を広げれる優秀なカード
苦手なアタック4を処理できる点や、トレード時に使えば疑似回復の輪のような運用もできる
コンボ先を多数採用しているのであれば採用を考えてもいい
ただし単体では仕事ができない点で厳しい、個人的には非常に好きなカードではある
・聖なる一撃
3/2を処理しにくいプリーストにとって非常に有用なカード
1:1交換しかできない点には注意、どうしても序盤を凌ぐ必要があるのであれば採用はアリ
・連結回復
1マナ10点回復は単純にバリューが高い
特に高ヘルスミニオンを多く採用するドラゴンや沈黙ではこれ1枚握ってるだけで有利トレードができる場面が増える
こちらも単体で仕事ができない点は注意してほしい
・光熱のエレメンタル
プリーストはメイジと違ってスペルを連発するシーンが少ないが、ライラの隣にこいつがいたり、幻視でスペルをひっぱるときにいると心強い
何気に2/2/3も非常に優秀だし、相手から見ると処理したいカードなので有利なトレードを行えることが多い
序盤~後半まで腐ることが少ない優秀なカード
・影の幻視
必要なときに必要なカードを2マナで拾ってこれるこのカードは強い
相手からすれば同じスペルを最大4回打ってくるというのは厄介なことこの上ない
このカードのお陰で比較的優先度が高いカードも1枚採用にすることができ、デッキ構築の幅が広がった
エリーズからのウンゴロパックもひっぱってこれるのも評価ポイント
・カバールのカギ爪のプリースト
3マナ時点でミニオンが残ってることは少ないプリーストではあるが、効果を発動できると強い、できなくても3/3/4は強い…が、ただ強いだけで採用してはいけない
ミニオンを採用するときはそのカードがデッキにおいてどのような働きをするのかしっかり見極めてほしい
ヘルス+3することによってどういうメリットがあるかを把握してから採用してほしい
・ひとまねグリマールート
相手のデッキのカード1枚と絶対に入っていないカード2枚を見れるのは強い
カードアドバンテージだけでなく情報アドバンテージも得られる点で非常に優秀
スタッツも最低限あるし出し特カード
・思念奪取
テンポを失い手札を補充できるカード
3マナ時にこのカードを打つかどうかは状況次第だけど、打たないほうがいいシーンが多い
基本的には中盤以降に使い、得たカードから相手の手札や、処理の仕方を考えるカードである
3マナ2ドローに相手のデッキを覗き見できると思えばバリューはかなり高い
・上級回復ポーション
回復手段が少ないプリーストにとって素晴らしいカード
詰めてきたアグロやコントロール同士の後半など、腐るシーンは少ない
僕自身このカードの救われたことは非常に多い
・大いなる解呪
全体にバフをかけるドルイドやシャーマン、うっとしいクエウォリあたりにぶっ刺さるカード
ただし4マナの行動としては強くない、たまにあればいいのにと思うシーンはある
・宴のプリースト
4/3/6/という優秀なスタッツ、凶悪な回復効果などスキがない優秀なミニオン
出してるだけでも相手は嫌がるし、処理したくなる優秀なミニオン
特にアグロはこいつが嫌い
・密言・恐
横展開が流行しがちな現環境では1枚持ってると意外と良いシーンがある
AOEとはならなくても2体破壊できるだけでも有利なトレードである
ただし4マナ時の行動としては弱い
・太陽の砕片ライラ
プリーストのリソース補充カード
相手からすれば真っ先に処理したいミニオンなので出したターンに仕事をさせたい
5マナ時の行動としては弱いぞ
・カバルの影の僧侶
ご存知爆アドおばさん
個人的には6マナ時に泥棒したいアタック2がいるのか?という点では疑問が拭えない
縮小ポーションで意表をついていきたい
最近なら退化に強い
・ドラゴンファイアポーション
光爆弾には劣るが優秀なAOE
以前まではアジュアを焼けないデメリットがあったが今ではいないので強い
始祖ドレイクには注意
・聖なる炎
炎の大地のポータルにはどうしても劣ってしまうが、狙ったところに5点飛ばせるのはプリーストにとってかなり大きい
採用するのであれば仮想敵は定めておくこと
・琥珀の中に眠るもの
これを採用するなら何したいか考えてほしい
何をしたいかのビジョンがしっかりあるのであれば採用はアリだと思う
・精神支配
プリーストの必殺スペル、トップ勝負になった後半で特に輝く
まじでどうしようもないときに使うカードだが、腐りやすく、10マナでも使おうにも使えないシーンは多数ある
結構つかれた、後半めんどくなって結構飛ばしたけど許してほしい
現環境であまり見かけないものや使いみちが広いものに絞ればよかったかも
次回は中立ミニオンについて吟味していきたい